T e c h V i s i o n テックビジョン
CARTA Tech Visionとは、CARTA HOLDINGSのエンジニア組織、ひいてはテクノロジーに関する将来への指針です。私たちのありよう、大切にしている価値観について言語化し、将来へのあるべき姿を書いています。またこのTech Vision自体も、私たち自身の進化とともに日々進化させていきます。
未来像
私たちの価値観が、実践のなかで生かされていった未来にどういうものを作りたいか、を言葉にしたものです。
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人にもっと、
創造的な仕事を私たちは実現者です。
私たちは技術と真摯に向き合い、世界をより良くしたいと考えています。私たちは技術を磨き、世の中と向き合い、課題を見つけます。人々が考え、解く力を私たちは信じています。問題を楽しみ、チームで支え合いながら、実世界の課題を解決するのが私たちの仕事です。
価値観
テクノロジーに向き合うわたしたちが、組織として大切にしている価値観です。
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本質志向
何が本質的な課題であり、何が解くべき問題なのか。何をすべきで何をやらないべきか。私たちは徹底的に考え、判断し、前進します。役割により、着想が制約されるべきではありません。問題を解くために私たちはとことん調査し、議論し、自ら実行し、振り返ります。すべての時間は事業を進め、価値を生み出すためにあります。
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共に信頼し、共に創る
私たちはチームの可能性を信じています。セールスも、開発も、運用も、経営者も、全員一緒になって価値提供をするために協力します。そして何より、一緒に働くことは楽しいことです。チームメンバーの想い・着想・実行力を信じ、任せ、期待します。密にコミュニケーションし、フィードバックし合い、個々人が成長し続けながら背中を預けて前進するのがCARTA HOLDINGSのチームのあり方です。チームメンバーが困っていれば、私達はそれをサポートします。
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価値を届け続ける
私たちは正解がわからない問題に日々向き合っています。 良いと思った方法でも、すぐに陳腐化してしまうかもしれません。なので私たちは検証し、失敗から学び、次の改善を考え続けます。失敗から学ぶ仕組みに私たちは投資します。立てた仮説を検証し、チームの学びに変えることで私たちは前進します。小さく失敗し続けて道筋を探し、最短距離で価値を届けられる方法を探します。このサイクルに終わりはなく、また新しい挑戦が始まります。私たちの創意工夫、学習、改善は価値を誰かに届けるためにあります。
習慣
私たちが日々の仕事のなかで大切にしている習慣をまとめたものです。この項目は日々の実践のなかで改善され、追加されます。
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質は速さ
「質とスピード」は相反するものではなく、表裏一体です。 私たちは創業以来、ソフトウェアエンジニアリングを続けてきました。プロダクトを磨き続け、提供し続けてきました。内部品質に投資したからこそ、圧倒的なスピードで変化に対応することができるのです。私たちは徹底的にプロダクトの質に投資します。市場の要求に答え、成長し続けるプロダクトを作り上げるため、私たちは質に投資します。
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推測するな、計測せよ
私たちは物事を決めるときにデータに基づいて議論します。仮説を立てるのと同時に、検証のための設計を始めます。データは客観的なフィードバックを私たちにもたらし、仮説の検証と学習をもたらします。私たちは効果的なフィードバックを得るための仕組みに投資します。バイアスを認識し、継続的な改善を可能にするため、私たちは計測します。
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毎日試す
毎日、少しずつ改善すること。今日よりも「いい感じ」に近づけること。これは私たちの基礎であり、習慣であり、出発点です。経験し、学び、改善できることは私たちの強みであり、楽しみです。コードベースも、ソフトウェアも、サポートも、ルールも、プロダクトも、事業も。課題に向き合い、工夫しながら、改善を重ねます。なるべく早く失敗し、失敗する中で私たちは学び続けます。改善することは、次の改善に私たちを導いてくれます。
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先人に感謝し、還元する
私たちもウェブや書籍、公開されたコードを通じて、多くの技術を学んできました。先人が残してくれた知の高速道路を通って、私たちも育てられてきました。CARTA HOLDINGSがテクノロジーを使った事業を推進できているのは、先人が切り拓いてくれた道があったからです。CARTA HOLDINGSは技術コミュニティに貢献し、テクノロジーに携わる人達を支援し、事業のなかで得た知識を還元します。
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最良のコードは、コードなし
何かを作ることを考えるとき、何もコードを書かないで実現できるのは素晴らしいことです。 私たちは作らないで実現することを優先します。そのために、「何が必要か」をたくさん聞き、考えます。その結果作るものがないならば、それは最高の選択です。コードがなければメンテナンスする必要もありません。
わたしたちエンジニアチームの考え方や文化は、CARTA Tech Blog内の記事 で紹介しています。