- date
- 2025.09.26
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「アントレプレナーシップ推進大使」として次世代を担う中学生に講演しました

CARTA HOLDINGS代表の宇佐美進典が、文部科学省の「アントレプレナーシップ推進大使」として、9月16日(火)に練馬区立大泉西中学校を訪問し、2年生約170名を対象に、自身の原体験に基づいた講演を行いました。
本講演は、文部科学省が推進する「アントレプレナーシップ推進大使」派遣事業の一環です。この事業は、子どもたちが起業やチャレンジを身近に感じ、自ら枠を超えて行動し新たな価値を生み出す精神(アントレプレナーシップ)を育むことを目指しています。

講演で宇佐美は、自らのアントレプレナーシップの原点として、人生最大の転機となった経験を語りました。それは、19歳で学生結婚し、20歳で父親になったことです。
「それまでは決められたレールの上を走るように生きてきましたが、その時初めて、目の前にレールがない状況に立たされました。周りからは反対もされましたが、『自分の人生は自分で責任を持つべきだ。道がないなら、自分が進みたい方向に道を作っていけばいい』と考えるようになったのです」
この経験から生まれた主体性が、後の起業という道に繋がったことを明かしました。
失敗は恥ずかしくない。後悔のほうがずっと悔しい
続いて宇佐美は、これまでの会社経営における数々の失敗談に触れ、「どんな失敗も、そこから学び、次のチャレンジに活かすことが重要」と強調。「諦めたらそこで試合終了です」と、挑戦し続けることの大切さを伝えました。
そして、「失敗は恥ずかしいことではありません。むしろ、『なぜあの時やらなかったんだろう』と後悔することの方が、ずっと悔しい」と述べ、生徒たちに失敗を恐れず一歩踏み出すよう、力強く背中を押しました。

人生の主人公は、自分自身だ
最後に宇佐美は、生徒たちに向けて「人生には正解がない」と語りかけました。
「人生はゲームと違ってリセットボタンはない。だからこそ、自分が選んだ道を『正解』にすることが大切です。人生の主人公は、他の誰でもない自分自身。何十年後かに『俺は全部やり切ったぞ』と胸を張って語れるような、自分だけの面白いストーリーを、皆さんには描いてほしいと思います」
講演後、生徒からは「これまで失敗を恐れて安全な道を選びたいと考えていましたが、今日のお話を聞いて、もっと色々なことに挑戦したいと思いました」といった感想が寄せられ、多くの生徒にとって、自らの可能性について考える貴重な機会となりました。
CARTA HOLDINGSでは「人」を最大の強みと捉え、多様な人材の活躍を推進しています。次世代を担う若者が自らの可能性を信じ、挑戦する精神を育む機会を提供することは、当社のD&I推進や社会貢献における重要な取り組みの一つです。今後も「アントレプレナーシップ推進大使」の活動を通して講演を継続し、誰もが自分らしく活躍できる、よりインクルーシブな社会の実現に貢献してまいります。