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2025.10.27
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    • #環境整備活動

山梨県甲州市「CARTAの森」にて森林整備活動を実施しました

山梨県甲州市「CARTAの森」にて森林整備活動を実施しました

2025年10月18日(土)、CARTA HOLDINGSは、山梨県甲州市勝沼にある「CARTAの森」において、森林整備活動を実施しました。社員とその家族26名が参加し、地元の「勝沼森づくりグループ」の皆様7名のご指導のもと、秋晴れの空の下で汗を流しました。

今回の活動は、森林整備を体験することを通じて、参加者一人ひとりが環境について改めて考える機会とすることを目的としています。「CARTAの森」がある山梨県甲州市の財産区林は、近年、地元営林署の縮小などによる人手不足から、間伐や枝払いといった森林整備が十分に行き届かないという課題を抱えています。また、国産材の消費低迷が長く続いた結果、せっかくの間伐材も活用されずに切り捨てられてしまうという窮状もあります。

地元では「少しでも財産区林から収入を上げ、適切な森林管理を継続したい」という思いがあり、私たちCARTA HOLDINGSも「普段は消費を促す活動に従事する傍ら、社会や自然環境に対して責任ある貢献を果たしたい」と考えていました。こうした双方の考え方が一致し、甲州市、峡東森林組合、そして勝沼森づくりグループの皆様のご尽力により、連携・実施するに至っています。

当日は朝9時55分に「勝沼ぶどう郷駅」に到着。
甲州市農林振興課の有賀課長、勝沼森づくりグループ代表の三森様より温かい歓迎のご挨拶をいただきました。その後、車で「CARTAの森」へ移動し、10時30分に到着。早速「勝沼森づくりグループ」の皆様から作業内容の説明を受け、安全に配慮しながら森林整備活動を開始しました。

今回の森林整備活動の主な作業は枝打ちでした。枝打ちは森林整備のために余分な枝を切り落とす作業です。これにより、森林に光が差し込みやすくなり、良質な木材の育成につながります。また、害虫の侵入を防ぎ、土壌流出を抑制するなど、健康な森林を維持し、土砂災害の防止にも役立ちます。
参加した社員、ご家族で、ノコギリを使い、生い茂った枝を1本1本丁寧に切っていきました。

枝打ちや枯れ木の伐採など森林整備作業に取り組む参加者

作業で心地よい汗を流した後は、参加者全員でランチタイム。美しい森の中でいただく食事は格別でした。こうして無事に整備活動を終えた後、登山道を下り、途中大滝不動尊にお参りしました。

豊かな自然の中でのランチ休憩

夕方からは、地元の方々との懇親会が開催され、参加者同士で活動の感想や森林の現状について意見交換を行う貴重な時間となりました。さらに、地元の皆様が手作りしてくださった心のこもった豚汁や、旬のぶどう狩り、そして勝沼ならではの美味しいワインをご用意くださり、地域の温かさに触れるひとときとなりました。

今回の活動を通じて、豊かな自然を守るためには、継続的な人の手による整備が不可欠であること、また、地域の課題や魅力を深く知ることができました。CARTA HOLDINGSは、今後も「CARTAの森」における活動を継続し、森林保全と地域社会への貢献に努めてまいります。

「CARTAの森」整備作業 参加者一同

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