SUSTAINABILITY VISION
私たちCARTA HOLDINGSは、
世の中の誰もが「人の想い」という情熱とともに行動することで、
未来を切り拓いてきたのだと考えています。
社員やパートナー企業の想いを、
持続可能な未来を創る原動力として位置づけ、産業の進化と持続可能な社会の実現を、
皆さまと共にめざします。
当社は、パーパス「人の想いで、人と未来の可能性を拓いていく」を実現し、持続可能な社会の実現に貢献するため、サステナビリティ経営に取り組んでいます。
デジタル関連領域においては、業界構造や市況環境の急速な変化、生成AIなどの新たな技術の登場により、複雑化・高度化する環境要因に直面しています。また、気候変動や環境リスク、地政学的リスク、社会不安、人口動態の変化、そして消費者の価値観の変化など、現代社会が抱える多くの不確実性が、未来の計画や戦略を立案する上で大きな課題となっています。しかしながら、こうした不確実性は、同時に企業や個人にとって新たなビジネスチャンスを生む可能性も秘めています。
これらの社会的背景を踏まえ、私たちは「人の想いが、未来を動かす力となる社会の実現を目指して」というサステナビリティビジョンを策定しました。デジタル技術が発展する時代にあっても、AIやツールが社会を変えるのではなく、「人の想い」や「情熱」こそが未来を切り拓く最も重要な力であると確信しています。
当社は、デジタル技術と人の力を融合させ、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを通じて企業としての責任を果たし、中長期的な企業価値の向上と持続可能な成長を実現してまいります。
CARTAがサステナビリティ経営を推進する上で、3つの大きな方向性を定めたものがサステナビリティ・テーマです。当社の強みである「人材」と「テクノロジー」を軸にした事業活動を通じて、「社会課題」を解決する事業の創出を実現していく、そのような相互関係を目指しています。
CARTAグループとして取り組むべき重要課題については、中長期にわたって国内外が抱える社会課題を幅広く把握し、経営理念や企業戦略との一貫性を考慮した上で、以下のプロセスにそって特定しました。
国内外の各種ガイドラインやSDGsに関連する課題を幅広く把握し、ステークホルダー視点・社会的役割をもとに課題を整理しました。
社内外のステークホルダーにヒアリングを実施し、優先順位の高いテーマを重要課題として抽出しました。
サステナビリティ委員会にて、抽出した課題をもとに、社外有識者と経営層が議論を行い、妥当性や整合性を検証しました。
サステナビリティ・ビジョン「人の想いが、未来を動かす力となる社会」を実現するためのマテリアリティを、取締役会での決議を経て特定しました。
特定したマテリアリティを、ステークホルダーにとっての重要度と、当社事業へのインパクトの2軸によるマッピングを行いました。
サステナビリティビジョンの実現に向け、グループ全体で横断的に取り組み、着実に実行・管理するための体制を整えました。