CARTA ZEROの事業と組織をテクノロジーで横断的にアップデートし、「組織のOSを書き換える」ための組織です。各管轄が生産性高く動けるようにオペレーションを担いながら、業務そのものの改革も設計・実装し、事業の根幹となる基盤を作っていきます。
想い
想いとミッション
「より創造的な仕事に集中し、仕事の『当たり前の基準』を向上させていく」
CARTA ZEROは複数の事業会社の統合を経て、1000名近いプロフェッショナルが多様な事業を展開する組織へと変化しました。事業規模が拡大する一方、データが各所に散在し、「データを起点に経営課題を俯瞰する仕組み」が不在であるという構造的な課題を抱えています。
デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)管轄は、個別に最適化された形で分散したデータと業務プロセスを集約し、経営判断から具体的な事業課題解決までを一気通貫で繋ぐ「データドリブン経営」を実現するために存在しています。
ZERO全体については以下ページをご参照ください。
文化や特徴
組織を横断した価値を生むためのメンタルモデル
専門性の高いシステム開発・事業開発においては、自身が担当するシステムおよびビジネスに注視するがあまり横断的視点を保つことが難しくなりがちです。それを防ぐため、CARTA ZEROでは「自分ごとに」「能動的に」「実効的に」というメンタルモデルを重視しています。
自分ごとに
- 自身の担当領域や自部署の論理に閉じず、主語を「CARTA ZERO全体」に置いて物事を捉える姿勢。単に求められたシステム(アウトプット)を作って満足するのではなく、全社的な事業課題や生み出すべき価値(アウトカム)を自らの課題として受け止め、全体最適の視点を持つことを大切にしています。
能動的に
- 与えられた枠組みや指示、あるいは一時的なプロジェクト編成を待つのではなく、自らプロアクティブ(proactive)に課題へ働きかける姿勢です。目的や結果をエンジニアリングの範囲内だけに留めず、部門を越えて、解決に向けた横断的なアクションを自発的に起こしていくことを重視します。
実効的に
- 理想や方針をただ掲げるだけでなく、「フィードバックループの獲得」と「受け取りやすいフィードバックの実践」を通じて、日々の具体的な行動や確実な成果に繋げる姿勢です。組織や個人の「進化」を継続的に促すため、一時的な取り組みで終わらせず、日常の業務プロセスや構造の中で実質的な価値(アウトカム)を生み出し続ける姿勢を尊びます。
自身の担当領域(アウトプット)に閉じず、全社の事業課題解決(アウトカム)に対して横断的に行動し続けることを前提としています。
構成とメンバー
CARTA ZEROを構成する3つのエンジニアリング組織
「全社の事業課題を技術で紐解き、仕組みから再構築する」
DX管轄でのエンジニアリングは、要件定義書通りのシステムを作ることではありません。CARTA ZEROは前身となる複数事業が統合して生まれた事業です。DX管轄が向き合うのは「個々の事業が培ってきた業務プロセスと紐づくデータに新たな秩序をもたらす」という巨大な課題。そしてミッションは、その課題に対して現場に入り込んで技術で解決策を提示し続けることです。
特定の技術領域に閉じこもるのではなく、SFAから販売管理、データ基盤に至る全社における裏側の仕組みを工学的に設計・実装し、長期的な事業進化の土台を作り上げるスケールの大きなダイナミズムを味わえる環境です。
組織構造と各組織のミッション
このような全社規模の課題解決を実現するため、DX管轄は役割の異なる3つの局が連動し、多岐にわたるプロダクト・システムを横断して開発・運用しています。
コア・プラットフォーム・エンジニアリング局
約5名
人・組織・事業をデータで繋ぎ、全社が同じゴールを見て走れる「ひとつなぎ(人繋ぎ)のデータプラットフォーム」を創るチームです。データ基盤構築およびCARTA ZERO DX管轄における全体方針の設計を行います。
コア・プラットフォーム・エンジニアリング局は、ただデータを貯める場を作るのではありません。各ビジネス部門のシステムで発生したデータを一元的に集約し、CARTA ZERO全体におけるデータの流れを設計します。Snowflakeを中核とするデータ基盤「Vision」を拡張し、AIがデータから知識を抽出して自然言語で意思決定を支援する「Data “Intelligence” Platform」へと進化させ、全社をAI Nativeな組織へと導きます。
その土台作りとして、全社MDM(マスターデータマネジメント)を通じて社内の言葉とデータの文脈を揃え、事業活動においてAIが意図通りに機能する「AI Ready」な状態を整えます。また、営業活動のなど各ビジネス部門のデータをVisionへと集約させ、全社のビジネスプロセスを統合するRevOps(レベニューオペレーション)の心臓部としての役割を担います。
ビジネス・エグゼキューション・エンジニアリング局
約50名
ビジネス・エグゼキューション・エンジニアリング局はビジネスの現場の最前線に入り込む「総合格闘技」が求められるチームです。CARTA ZERO全体の方針と基盤の上で、各ビジネス部門に入り込み、ニーズの明確化および具体的な課題を解決していくことが求められます。
SFA(Salesforce)からERP(Oracle NetSuite)へと繋がる基幹業務フローの構築、SNSコンサルティングサービス「AdTrim」、LINE配信プラットフォーム「KNOTBOX」、メディアマッチング基盤「Media Digital Connect (MDC)」など、多岐にわたるDXプロダクトや業務システムの開発を通じて、現場のオペレーションを直接的にアップデートします。
ビジネス・エグゼキューション・エンジニアリング局が担当するプロダクト群
サービス・プロダクトについて詳細はこちら
コーポレートITガバナンス局
約5名
事業の拡大や変化に追従できるインフラ基盤を設計・運用するチームです。自動化による「意識しないセキュリティ」の実現や柔軟なルール設計を通じて、重要情報を守りつつもビジネス部門のスピードを落とさない、「真のITパートナー」としての機能を提供します。
これらの部署とプロダクトは独立しているのではなく、「コア・プラットフォーム局がデータ基盤と方針を定め、ビジネス・エグゼキューション局が現場のプロダクトや業務フローに落とし込み、コーポレートITガバナンス局がセキュアに支える」という正のスパイラルを回すことで、CARTA ZERO全体の継続的な進化を推進しています。
取り組みたいIssue
「事業活動の全てをAI Readyにする」ために取り組むべきIssue
個別最適を乗り越え、全体最適に向かうための大規模な横断プロジェクトを進行しています。
| 課題 | 概要 |
|---|---|
| RevOps構築 | 分断された収益プロセスを再設計し、CRM / MA / SFA(Salesforce)と販売管理を統合。データ連携の自動化とKPI可視化により、収益予測と意思決定スピードを引き上げる。 |
| 全社販売管理システムの移行 | 既存システムからOracle NetSuiteへの移行。HD会計システムや外部ツールとのインターフェースの定義と連携開発。 |
| データプラットフォーム「Vision」の進化とAI基盤化 | Snowflakeを活用し、各部門に散在するデータを集約するデータ基盤「Vision」を構築・進化させる。蓄積データを活用し、プロダクト・AIが機能するための品質基盤の構築。 |
| MDM(マスターデータマネジメント)の構築 | 全社におけるマスターデータの定義・ルール策定を行い、各サブシステムへの配布・連携アプリケーションを構築。 |
| AdOps基盤の構築 | 横断的広告レポートBIツールを用いたアドオペレーション基盤の活用推進と、キャンペーン管理等のマクロ共通化・自動化ツールの開発。 |
| 自律的なプログラムマネジメント体制の構築 | 複数の大規模横断プロジェクトを統合管理する仕組みと判断の「型」を組織に根付かせ、新たな課題にも能動的に立ち向かえる推進基盤の確立。 |
技術スタック
DX管轄の技術スタックについて
DX管轄では、目的と事業課題に合わせて多岐にわたる技術要素とビジネスインフラを組み合わせています。
| カテゴリ | 技術・ツール |
|---|---|
| Frontend | React.js, Vue.js, Nuxt.js, Angular |
| Backend | Node.js, TypeScript, Kotlin, Python, Java, Go, Ruby |
| Database / DWH | Snowflake, MySQL (RDS, Cloud SQL), PostgreSQL, MongoDB, DynamoDB, BigQuery |
| Infrastructure | AWS, Google Cloud |
| CI/CD | AWS CodePipeline, GitHub Actions, CodeDeploy, Cloud Build |
| Monitoring | DataDog, AWS CloudWatch, Elementary Cloud |
| Business Infrastructure | Oracle NetSuite (ERP/販売管理), Salesforce (SFA/営業支援) |
| Authentication | Auth0, Amazon Cognito, Spring Security |
| Others | dbt, Streamlit in Snowflake (SiS), Snowpark Container Service (SPCS), Snowflake CoWork |
採用情報